お金の話
2024/07/27
固定資産税を払いたくないので、売却したい方
今日も真夏の暑さで外に出るのが億劫になります😅
外からは蝉の鳴き声が聞こえてきて
夏が来たなーっと感じられます。
不動産を所有していると
毎年かかってくる税金があります。
固定資産税・都市計画税です。
よくある相談としては、
「親から相続した固定資産税が
払うのがきつい、売却できないか調査して欲しい」
「使っていない土地の固定資産税を20年払っていたが、
年金暮らしになったので、今後は固定資産税を支払いたくない」
といった相談です。
固定資産税は、
毎年1月1日の時点で所有している土地・建物などといった不動産に対して課せられる税金のことです。
固定資産税評価額をもとに算出され、以下のように計算されます。
固定資産税 = 固定資産税評価額(課税標準額) × 税率1.4%(標準税率)
で計算されます。
固定資産税評価額は、公示価格(国土交通省が毎年公表している土地の評価額)の70%が目安とされ、市町村から送られてくる納税通知書で確認できます。
あくまで目安なので、違うことも多くあります。
なお、住宅が建っている土地については、税負担が最大1/6にまで軽減される「小規模住宅用地の特例」など、住宅用地の特例措置が存在します。
ただし、更地にはこの特例措置が適用されず、全額を納めることになります。
例を挙げると、200㎡の土地を所有していて
固定資産税評価額が1,200万円の更地の場合には
固定資産税=1,200万円×1.4%=16.8万円
となります。毎年16.8万円の固定資産税がかかるのは
負担に感じますよね💦
この土地に住宅が建っている場合には、
土地の固定資産税が安くなる特例があり、
敷地の200㎡までは課税標準の6分の1に軽減されます。
そのため
固定資産税=1,200万円×1/6×1.4%=2.8万円
と先ほどの16.8万円と比較するとかなり安くなります。
もちろん建物が建っているので、建物の固定資産税が
かかってくるのですが…。
廃墟のような古い空き家が解体されずに
そのままになっている土地は、解体することで
土地の固定資産税が増加してしまうのでそのままに
なっているケースが多いです。
仮に固定資産税が毎年15万円かかる土地を
そのまま所有しておくと
10年で150万円
20年で300万円もの負担になってしまいます。
負担を解消するには、
賃貸で貸して家賃を得るか
売却して不動産を手放すかになります。
どちらが良いかは、
不動産屋に相談するとある程度わかると思いますので、
気になる方は相談してみてはいかがでしょうか。
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監修者情報
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株式会社 今富不動産
今村 隆文